現場作業からデータ解析、コンサル業務まで一貫して自社内で行います。
地質・地盤調査は、現場作業、データ解析、コンサルティング業務までの幅がありますが、現場仕事からコンサル業務までを一貫して自社内で行うことができる点が、当社の大きな特徴になっています。
現場での作業を外注に出し、そのデータで解析等を行う調査会社が一般的になりつつあります。これに対して当社では、ボーリング調査や物理探査調査などの現場作業を社員が行います。
業務内容や調査目的などを良く理解した人間が、作業状況をしっかり把握しながら調査を進めるため、必要とするデータを納得できるまで収集することが可能になります。
さらに作業スケジュールなどもお客様のご都合に合わせて組むことができ、自然災害などの緊急時にも素早く対応することができます。
仕事で得られたデータを学会でも発表。社員の「研究する姿勢」を大切にしています。
会社創設以来、当社では地元・諏訪盆地の地質・地形の調査研究を行い、学会などさまざまな場面で成果を発表してきました。その研究を重視する企業姿勢を現在でも貫き、大学などとの関係を維持しながら、研究発表を行っています。
例えば2022年は、大鹿村の中央構造線上の公共事業を通して得られたデータをもとに、「地すべり対策工設計への電気探査の応用例」と題して、地盤工学学会で発表。これは断層の背面に水が溜まるという構造を電気探査で調べ、その結果に基づいて対策を立てた事例であり、自分たちの成果を公の場に出すことで、より多くの人たちの参考にしてもらいたいと考え発表いたしました。
当社では常に「大地の専門家としてどのような社会貢献ができるか」を考え、仕事にも反映させています。