従来の地質調査、測量のみに留まらず、
当社の新たな事業として育てていきたいと考えています。

地域の人たちの「本音」を反映した、地質調査会社ならではの設計提案。

地域の人たちの「本音」を反映した、地質調査会社ならではの設計提案。

道路設計は、一般的には設計会社様が手掛けることが多い事業です。しかし私たちは「地質調査会社が考える設計とはどういうものなのか」を提案していきたいと考えています。
地質・地盤調査、あるいは測量調査などの現地調査を行う当社は、現地での滞在時間が長く、地域の方々と接する機会も多いためさまざまな情報を得ることができます。
「今使っている農地をつぶさずに道路を通すことはできないのか?」
「新しい道路のために家を立ち退くのは嫌だ」
こうした地域の人たちの「本音」を設計に生かして、だれもが納得できる道路設計を提案していきたいと思います。

ミリ単位の工夫で、人々の暮らしを快適に保つ仕事。

ミリ単位の工夫で、人々の暮らしを快適に保つ仕事。

その他設計として水路設計にも取り組んでおります。私たちは水路の場合も、現地に何度も足を運びながら設計を考えます。
例えば諏訪盆地の平らな場所は勾配がほとんどないため、数ミリ単位で傾斜を考えながら水の流れを計算していく必要があります。
「雨で湖面が上昇すると、側溝の水が逆流する」といった問題を解決するには、現地で逆流の状況を観察して、新たに設ける水路の傾斜を考える必要があります。
あまり目を引くこともない地道な設計ですが、ミリ単位の工夫で人々の暮らしを快適にすることができる意義ある仕事です。